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宮﨑 幽斎

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金工

つくり手紹介

釜師が一人で全ての行程を一貫して行う制作技術を体得。その鍛錬と向上に努め、十四代宮﨑寒雉を襲名。

宮﨑家は、茶道に造形の深い加賀藩五代藩主前田綱紀が、京都より藩の茶道奉行として、茶道家元裏千家四世仙叟宗室を招いた際に、宮﨑彦九郎義一が仙叟の指導を受け、藩御用釜師として幾多の名作を残し、仙叟より「寒雉庵」号を賜り、初代宮﨑寒雉を名乗って以来、代々の宮﨑寒雉は時代の変遷に左右されず、その伝統技術をよく継承してきた。

当代は、初代から受け継いできた侘びの趣に加え、卓越した技術により重厚な色合いと風合いを釜肌に持たせた作風で、茶人が好む茶釜を造り出している。永年にわたり釜造りに専心し、茶道文化を支えてきた功績が高く評価され、2008年に茶道裏千家 第6回茶道文化振興賞を受賞している。

2021年 宮﨑幽斎を襲名。

茶道裏千家淡交会石川県支部常任顧問
加賀金工作家協会顧問
日本工芸研究会員

経歴経歴

1940年 金沢市生まれ
1960年 金沢美術工芸大学卒業後、十三代宮﨑寒雉に師事し、家業を就く
1994年 十四代宮﨑寒雉を襲名
2008年 茶道裏千家 第6回茶道文化振興賞受賞
2012年 茶道裏千家淡交会石川県支部 支部長特別表彰
2021年 宮﨑幽斎を襲名

お問合せお問合せ

寒雉庵

TEL:076-231-5013

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