つくり手紹介
金沢市工芸協会名誉会長
1927年九代目大樋長左衛門(1901〜86)の長男として生まれる。
1949年に東京美術学校工芸科(現東京藝術大学)を卒業後、京都国立陶磁器試験所で約1年間学び、陶芸の道に入る。
約350年に及ぶ大樋焼の伝統を継承・発展させる一方、焼き物の芸術性と可能性を追求して公募展へも積極的に挑戦。
1950年日展に初入選し、1957年と1961年の日展では特選、北斗賞を受賞。1967年には最年少記録となる39歳で日展審査員を努めた。
1958年日本陶磁協会賞、1982年第14回日展で文部大臣賞、1985年日本芸術院賞を受賞。
1999年日本芸術院会員、2004年文化功労者、2011年に文化勲章受章。
壁画制作にもいち早く取り組み、2015年には北陸新幹線金沢駅舎に陶壁「日月の煌き」を制作した。
2016年名跡を長男・大樋年雄に譲り、以後は大樋陶冶斎を名乗る。
経歴
1927 | 九代長左衛門の長男として生まれる |
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1949 | 東京美術学校工芸科卒業(現東京藝術大学) |
1958 | 日本陶磁協会賞受賞 |
1967 | 日展審査員 |
1968 | 北国文化賞受賞 |
1976 | 金沢市文化賞受賞 |
1978 | 金沢市工芸協会会長就任 |
1980 | 現代工芸美術家協会理事就任 |
1982 | 第14回日展文部大臣賞受賞 |
1985 | 日本芸術院賞受賞 |
1987 | 十代大樋長左衛門襲名 |
1988 | 石川県陶磁協会会長就任、金沢大学教授就任 |
1995 | 日本陶磁協会理事就任 |
1999 | 日本芸術院会員就任 |
2000 | 金沢学院大学美術文化学部学部長・教授就任 |
2001 | 日展常務理事審査員就任 |
2003 | 第1回茶道文化振興賞受賞 |
2004 | 文化功労者顕彰 |
2005 | 金沢市名誉市民顕彰 |
2006 | 金沢学院大学副学長就 |
2008 | 日展顧問就任 |
2011 | 文化勲章受章 |
2016 | 大樋陶冶斎を襲名 |
お問合せ
大樋長左衛門窯
営業時間:OPEN 9:00~CLOSE 17:00
TEL:076-221-2397 FAX:076-221-2123
EMAIL:info@ohimuseum.com
http://www.ohimuseum.com/