つくり手紹介
加賀友禅作家
自分の中にあるイメージを直接生地に薄い青花で描いていく。
イメージはその時の調子でどんどん変化し、自分だけの世界ができあがる。
小下図、下図を用いて描いても生きた線はでないのでは、と思っています。
コンピューターを使って人間が思いつかない表現を模索することは否定しないが、自分の世界観は表現できないのでは。
新しい表現の世界を描いていくためには、常にスケッチを重ねてモノの根本を見極める鍛錬と、着ていただく方への思いをこころで表現することが必要であり、いつも心がけています。
経歴
1967年 | 京都 尾花正雄氏に師事 |
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1969年 | 初代由水十久氏に師事 |
1982年 | 第4回伝統加賀友禅工芸展 金賞 |
1982年 | 第8回加賀友禅新作競技会 協同組合加賀染振興協会理事長賞 |
1987年 | 第9回伝統加賀友禅工芸展 金賞 |
1994年 | 石川県指定無形文化財 加賀友禅技術保存会会員に認定 |