つくり手紹介
断切金箔職人(写真右)
金箔は厚さ1/1,000㎜の上澄の状態から、箔打を行い1/10,000㎜まで伸ばしていくが、打前の打ち方、打前以外の小間仕事も職人によって異なる
打前では、真ん中打ちと斜め打ちを駆使して、最終的に四角形へ打ち延ばす
上澄の厚さは均一ではないので、打前で厚さをそろえるために日々工夫を重ねている
使い手に求められる箔づくりを目指し、西陣織の金糸をはじめ、3Dプリンターを活用した金箔の商品も企画している
後継者の育成にも力を注いでいる
(写真左/河越貴之、断切金箔職人)
経歴
1959年 | 生まれ |
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1979年 | 松陵工業高校卒業 |
1980年 | 父 河越勤に師事し箔職人となる |
1993年 | 石川県伝統産業振興協議会長表彰(技能奨励者) |
2006年 | 石川県箔商工業協同組合功労者表彰 |
2016年 | 金沢箔伝統工芸士 |
お問合せ
河越光夫
〒920-3112
金沢市観法寺ロ31-11
TEL076-257-2867