つくり手紹介
断切金箔職人
箔の廻縁部分を切り落とす断切行程では、1000枚程度の金箔を専用の包丁で切り落とす際に、積み重ねられた金箔を固定し垂直に切り降ろす体重の乗せ方とバランスが求められる
1960年代に製造が始まった断切金箔は、当初、仏壇の小物等に使用される程度であったが、約50年が経ち、現在では品質は非常に高い水準に達している
父と2代に渡り金箔づくりを行ってきたが、ここまで続けることができたことに感謝している
経歴
1951年 | 生まれ |
---|---|
1970年 | 石川県立工業高校卒業、父 水上義光に師事し箔職人となる |
1998年 | 石川県箔商工業協同組合功労者表彰 |
2002年 | 金沢箔伝統工芸士 |
2017年 | 石川県伝統産業振興協議会長表彰(功労者) |
お問合せ
水上製箔所
〒920-3122
金沢市福久町ロ109
TEL076-258-4052