つくり手紹介
断切箔職人(写真右)
箔屋は、主人の打ち前、妻の打ち前以外の小仕事からなっている
小仕事は、グラシン紙を紙の目を読んで交互に重ねていく「まぞろい」、澄切した上澄片をグラシン紙にはさんでいく「引き入れ」、打ち上がった箔を箔合紙にはさんでいく「箔うつし」など多くの工程があり、妻が担う役割は大きい
縁付金箔は「カイトト、カイトト」、断切金箔は「ドッテン、ドッテン」と伝わる箔を手打ちする槌音が懐かしい
(写真左/高橋幸一、断切箔職人)
経歴
1937年 | 生まれ |
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1963年 | 断切箔職人 高橋幸一と結婚し、家業を継ぐ |
2015年 | 金沢箔伝統工芸士 |