つくり手紹介
普通科の高校に通っていたが3年生の時、加賀蒔絵の硯箱に一目惚れし漆芸を志す。
金沢学院大学で前史雄氏、市島桜魚氏より蒔絵、沈金の基礎を学び、輪島漆芸技術研修所で人間国宝講師陣より木地制作と塗りの技術を習得。
手間のかかる伝統技法の中に先人の知恵と手仕事の意味が込められていると考え、木地から蒔絵までの一貫制作、伝統的な技法による手作業にこだわり上質な漆の器を制作している。
経歴
1985 | 青森県に生まれる |
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2008 | 金沢学院大学美術工芸学科 卒業 |
2008 | 石川県輪島漆芸技術研修所 入学 |
2009 | 第50回記念石川の伝統工芸展奨励賞 受賞 |
2011 | 石川県輪島漆芸技術研修所 卒業 |
2011 | 第29回日本伝統漆芸展 入選 |
2012 | 銀座一穂堂「挑戦者たちの漆展」 出品 |
2013 | 株式会社 能作 入社 |
2016 | 金沢漆器作家として独立 |
2018 | 初個展 銀座ギャラリーおかりや 「大坪直哉 漆芸展」 |
2019 | 個展 京王百貨店新宿店茶室 京翔 大坪直哉漆芸展「夜光のうつわ」 |