つくり手紹介
創業明治15年、祖父の時代より仏壇仏具製作の職人であり、代々仏壇仏具製作に携わっております。
金沢には、藩政時代から培われたきた、伝統文化が息づいています。加賀藩前田家が京都から招いた職人により始まった漆工芸も、金沢を代表する伝統工芸あり、清楚な品位と加賀蒔絵の華麗さで知られています。同時に、数多くの伝承を礎として、日本において京都に並ぶ伝統工芸王国であり国内外からも大きな評価を得ています。歴史遺産ともいえる伝統文化と工芸品は、時代と共に移り変わってはおりますが、それは今も受け継がれています。
私たちは、この仏壇仏具製作技術を活かし、現代のニーズに合わせた商品作りに取り組み、先人からの伝統技術を守るべく、日々努力を続けております。
四代目 蒔絵師 大竹喜信
経歴
平成4年 | 石川県立工業高等学校工芸科を卒業。 伝統工芸士蒔絵師中村博氏に師事。 |
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平成10年 | 師より年季明けを許される。実家である(有)Otk大竹仏壇製作所に蒔絵師として仏壇、仏具の制作に従事する。 |
平成18年 | 金沢市大桑町に店舗「匠楽」を開設、ならびに作業場を店舗に移す。 |
平成22年 | 伝統産業優秀技術者奨励者表彰を受賞。 |
平成23年 | 経済産業大臣指定、伝統工芸士(金沢仏壇、蒔絵部門)に認定される。 金沢市長坂曹洞宗大乗寺住職東隆眞老師より、名号「喜信」を与えらる。 金沢市より、ものづくり奨励賞を受賞 |