1850(嘉永３)年仏壇製造・販売「池田大仏堂」の７代目として金沢仏壇の漆塗り、金箔押し、組み立てをする塗師をしています。

仏壇とは何だろうか。人によって考え方が違うと思います。先祖との会話の場所なのか、仏様に祈りをする場所なのか、ただの豪華な箱なのか・・・。

生活と信仰を結んできた金沢仏壇は様々な技術、工芸が詰まった集大成だと考えます。

木と漆というもので金沢仏壇をどう残していくか、どう喜んでもらえるように作るのか、海外の方にどのように表現し理解してもらうのか、新しい金沢仏壇を模索しながら、国内や海外に金沢仏壇を残していきたい。