つくり手紹介
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業後、東京手描友禅の工房で働き、着物の制作を始める。その後金沢卯辰山工芸工房で研修者として染色を学び、2008年に修了。翌年金沢卯辰山工芸工房専門員として勤務、2015年に退職。同年、二塚長生氏に師事。現在、金沢市内の工房にて制作活動を行う。個展、グループ展多数。女子美術大学非常勤講師。日本工芸会準会員。金沢市工芸協会会員。
私にとって友禅技法で染める事は、長い作業工程を積み重ねる事によって、形やイメージを自分の中でより確認し、深める作業でもある。自然の中の形を表す時に、単なる境界線としての糸目糊ではなく、それが空間の中に自然なものとして在る事を目指し、「えがく染め」として制作を行う。
経歴
2001 | 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業 |
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2005 | 金沢卯辰山工芸工房入所 |
2008 | 金沢卯辰山工芸修了 |
2009~2015 | 金沢卯辰山工芸工房専門員 |
2012 | 個展/「きものにえがく 須藤真美子友禅展」千疋屋ギャラリー |
2014 | 個展/「きものにえがく 須藤真美子友禅展」千疋屋ギャラリー |
2015 | 「将来を期待される新鋭作家展 五彩あやなす」/染清流館 |
2016 | 日本伝統工芸染織展 |
2017 | 個展/「須藤真美子 友禅展」石川国際交流サロン |
2019 | 「加賀友禅とはなにか いまのかたち」/神楽坂フラスコ/ テルモ芸術文化支援活動 |
2019 | 日本伝統工芸展 |
2022 | 第78回金沢市工芸展金沢市長奨励賞 |