つくり手紹介
昭和35年5月生まれ
父に師事し18歳でこの世界に入りました。当時は不景気とはいえ、まだ仕事としては忙しく、なかなか休みも取れるような状況ではなかったです
しかし、現在は時代の流れの中、どんどん仕事の量が減り、現在、縁付職人は20人を切っています
このままでは、400年以上続く和紙を使った金箔製造技術が途絶えてしまいます
日本では、この金沢で金箔の製造の100%を担っています
なんとか、次の世代につなげていきたいと思います
国の選定保存技術に選定され、国からの支援を受けながら、現在は日本建築の技のユネスコ世界無形遺産の登録に向け活動をしています
経歴
昭和53年 | 父 譲(ユタカ)に師事 |
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平成1年 | 石川県伝統産業振興協議会 技能奨励賞 |
平成21年 | 金沢金箔伝統技術保存会設立 |
同 | 金沢金箔伝統技術保存会 会長就任 |
平成24年 | 次男 法行 後継者として従事 |
平成25年 | 金沢市選定保存技術認定 |
平成26年 | 文化庁選定保存技術選定 |
平成27年 | 伝統的工芸品産業功労者褒賞 |
令和元年 | 文化庁長官賞受賞 |