つくり手紹介
大正元年に創業した染物屋の3代目です。
小学生の頃より着物の型付け作業や、浅野川にて友禅流しを見て育ちました。
着物の染色には多種多様な方法があります。
我が工房では型紙を用いた加賀小紋、ロールを使用するロール捺染、全ての工程を手作業で行う手描き加賀友禅、その時代に即した技法を用いました。
着物製作をする上では、悩み、試み、満足、後悔、不安など色々な思いが交錯し、着物を召された方の評価が気になっています。
経歴
1948 | 金沢市生まれ |
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1967 | 金沢桜丘高等学校卒業 |
1971 | 立命館大学卒業 |
1972 | 笠瀬染工株式会社入社 |
1990 | 笠瀬染工株式会社代表取締役社長就任 |
2000 | ㈿加賀友禅染色団地理事就任 |
現 加賀友禅染色協同組合 | |
2008 | ㈿加賀友禅染色団地副理事長 |
㈿加賀染振興協会理事就任 | |
2016 | ㈿加賀染振興協会副理事長 |
お問合せ
笠瀬染工株式会社
金沢市橋場町5-22
TEL:076-261-3304
[加賀小紋]
30~40色の型紙を使用して染め上げた友禅小紋。
[大正時代の型紙]
和紙に漆を塗り、細い絹糸を使って紗張りしてあります。古き時代のロマンを感じる図柄です。