TITLE

梻手刳「寒梅」盛器

CREATOR

鶴田明子

寸法 高7.0cm×径36.3cm

漆芸

塊の一木から手刳で、梅のつぼみがほころびはじめた姿をイメージしながら彫り進めていきました。高台を高めにとり、立ち上がりの部分に寒い雪の中に咲く、少し凍りかけたような梅の花を白蝶貝のひんやりとした色味で表しました。寒い中にもすこしづつ春になっていく気配を盛器の中で感じていただけましたら嬉しいです。

制作年    2019年
材質・素材  梻材
主な技法   手刳、拭き漆、螺鈿

第77回金沢市工芸展 北國新聞社社長賞