題名は、梅花流詠讃歌「追善供養御和讃」の出だしの歌詞です。
永く続くコロナ禍に作品を作る意味は?と自分に問い続け、浮かんだのが数年前に親友が撮った、美しい一枚の写真でした。
その写真に導かれ、その空気感をそのままに着物に移しました。写真も着物制作も、言葉に出来ない想いを現すものだと、私は勝手に思い込んでいます。
この作品は、遠くに住む友との合作だと思います。
制作にあたって…
色はどうしても明るく元気であれ! 構図は大きくのびのびして、気持ち良くなるような画面を目指しました。
着物を着ると…
真ん中の白い部分は帯などで隠れてしまいます。全体に緑色濃淡の地色に、縦ストライプが走る柄になります。