紡がれたガラスのメッシュは1つの「境界」の姿を表している。
ガラス玉の重みによって引き起こされた隔たりの変化は、やがて全体構造そのものを変えて、新しい「境界」の形を成していく。
制作年:2022年
材質・素材:ガラス
主な技法:ガラスの粉をペーストにし、メッシュ状に絞り出し焼成する。焼き上がったメッシュを型に上に置き更に熱をかける。2度目の焼成時、中心のガラスの自重と、熱による沈み込みを利用して三次元的フォルムを形成する。
第5回金沢・世界工芸トリエンナーレ 2022金沢・世界工芸コンペティション 入選
Photo: Okamura Kichirō