TITLE

白磁フリーカップ

CREATOR

下倉健

 

陶磁

金沢で「ハルナツアーキ」という建築事務所をしている友人のコンセプトに基づいて制作した白磁のカップです。

作品のイメージを話し合っていた時、友人が釉薬を掛けていない高台部分の手触りを気に入り、「こういう器はできないのか?」と言われました。白磁=釉薬が掛かっているものと勝手に決めつけていた自分にとって磁器土を無釉で作品にするという発想がありませんでした。「それじゃあ、やってみよう!」という事で出来上がったのがこのカップです。

完全に無釉の場合、内側に汚れが残る可能性があると思い、透明な釉薬を施しました。青磁の基礎となっている釉薬です。