尾山神社の境内に咲いている「兼六園菊桜」の植物染料で染めた訪問着です。
地色も模様も全て植物染料で染めました。
霞の中に兼六園菊桜が咲き乱れている様子を表しています。
工房久恒の植物染料について
従来の植物染料は浸け染や炊き染が一般的な方法でしたが、北陸先端科学技術大学院大学の増田研究室の協力を得て、筆彩色・引染が可能となった画期的な植物染料です。また、一連の取り組み「染色排水の無害化を切り拓く最先端の草木染め」が昨年度のSTI for SDGsアワードにおいて文部科学大臣賞を受賞しました。