つくり手紹介
「金澤九谷」
以前、この地の色絵磁器はこう呼ばれ、斬新な作品を生み出す作家が数多く活動していた。
私の作品は、それらがそうであったように、この地で育まれたモノが、この街の日常の中で、影響しあいながらカタチになっていくのだと感じている。
私の作品に度々登場する犬(ジョン)も幼少の頃飼っていた犬であり、当時過ごした東山界隈の記憶と共に私の中で渦巻き、作品化されていく。
私は主に九谷磁器土や金沢の土を用い、成形、焼成の後、九谷上絵技法による加飾を施す。
その作品が「金澤九谷」である事を強く意識し、日々制作している。
経歴
1964 | 金沢市生まれ |
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1988 | 金沢美術工芸大学 工芸デザイン科卒業 |
1993 | 個展/ギャラリーマロニエ(京都:’94) |
1997 | 個展/マスダスタジオ(東京) |
2000 | 個展/INAXガレリアセラミカ(東京、札幌) |
2007 | 個展/ギャラリーOVO(愛知) |
2008 | 個展/ギャラリーMITATE(東京:’11) |
2009 | 個展/京都高島屋美術工芸サロン(京都) |
2010 | 個展/As baku(金沢:’14) |
2013 | 個展/色絵飾器(日本橋三越:東京) |
2019 | 個展/戸出雅彦 色絵展〜金澤九谷・起点〜(銀座の金沢) |
取り扱い
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玉匣「たまくしげ」
金沢,東山から『アートと暮らし』をテーマに、金澤ゆかりの若手作家のクラフト作品やアクセサリー小物など、暮らしを彩る『金澤の逸品』からジュエリー・宝飾品など『世界の逸品』までを紹介。若きアーティストとともに「伝統とデザインの融合」を紡ぎだすコンセプトショップです。
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wonderspace 金沢駅
「作家が営むお店」
―金沢駅から発信する工芸―
若手作家の作品を中心に、
wonderspace限定品など
ここにしかない金沢のおみやげを
販売しております。
金沢駅にお越しの際はぜひ、
お気軽にのぞいてみてください。
場所/金沢駅構内 金沢百番街あんと・飲食店エリア内
群青の広見(あおのひろみ)
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As baku B
As bakuは2010年5月27日、地元の若手作家を中心に多くの作家達を紹介することを目的に金沢市博労町にオープンしました。
金沢近郊には、美術大学をはじめ工芸に関しての多くの教育、研修機関があります。その結果、多くの若者がこの地で学び、作家としての活動を始めています。 As bakuは、多くの若手作家を紹介するギャラリープログラムを中心に、今後、作り手側からの様々なアプローチを行いたいと考えています。隣接するスタジオbakuではAs bakuで紹介した作家達に、様々なカタチの教室,ワークショップを開催することを目指し現在準備を進めています。
この場所が、今後作り手達の拠点となり、多くの活動を通してこの街がより面白くなって行くことを目指しています。 -
ラ・ボロンテ
軽井沢 アートクラフト雑貨+カフェ+コテージ【ラ・ボロンテ】
森の中の小さなお店、ラ・ボロンテはアーティストによるクラフト、雑貨を選りすぐって集めております。ゆっくりと軽井沢を過ごして頂けるカフェ・コテージも併設しています。