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中野 孝一

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漆芸

つくり手紹介

木地作りから下地作り、蒔絵までの工程を一貫して自身で行う。各種の伝統的な蒔絵技法を高度に体得しており、なかでも高蒔絵の技法を特色とするほか、変り塗を応用した独自の蒔絵技法や研出蒔絵、螺鈿、平文、卵殻等の技法を併用し多彩な表現を行う。作品の気品を一層際立たせる高度な漆芸の技術を生かして常に新しい表現方法を追求し、蒔絵に新しい世界を作り出している。

◆受賞歴
1971 第18回 日本伝統工芸展 初出品 日本工芸会会長賞 受賞
1985 第2回 日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞 受賞
1986 第33回 日本伝統工芸展 朝日新聞社賞 受賞
1987 第34回 日本伝統工芸展 高松宮記念賞 受賞
1991 第38回 日本伝統工芸展 保持者選賞 受賞
◆表彰歴
1989 第2回MOA岡田茂吉賞工芸部門優秀賞
   北國文化賞
2005 紫綬褒章

経歴経歴

1947年 石川県加賀市山中温泉に生まれる。
1966年 石川県立小松工業高等学校卒業。
1967年 東京デザイン研究所商業デザイン学科卒業。
1969年 大場松魚先生に師事し、蒔絵を中心とする伝統的な漆芸技法を幅広く修得する。
1989年 石川県立輪島漆芸技術研修所講師に就任。(~現在) 金沢卯辰山工芸工房講師に就任。
1997年 石川県挽物轆轤技術研修所非常勤講師に就任。(~現在)
2005年 紫綬褒章受章。
2010年 重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定される。

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