-伝統を超えて- 大樋焼 父子三代展 陶冶斎･十一代 長左衛門･祐希
・会期　令和2年9月2日（水）～7日（月）　10:00～19:00　7日（月）18:00まで
・会場　香林坊大和　8階ホール

「大樋家」は、加賀藩・前田家が裏千家四代仙叟宗室を加賀藩の茶道奉行として招いた時からその歴史が始まります。
　江戸、明治、昭和、平成、令和と激動する時代の中で「大樋焼」も幾多の困難、難局を乗り越え今日に至ります。
　そして今回は、この長きに亘る日本美術史のなかでも稀有な、現存の三世代の作家による展覧会を開催させていただく貴重な機会です。
　作陶七十年を迎えてなお、創意創作を続ける大樋陶冶斎、伝統の茶陶と革新の現代美術を伝統技法を通して探求し続ける十一代大樋長左衛門、そして二人の薫陶を受けながらも独自のアートを制作・発信する奈良祐希。
　今展では、「大樋焼」の伝統と向き合いながらも独自の工芸理念を貫き発信する「大樋三代」の新作百余点を一堂に展覧いたします。

・ギャラリートーク
　9月3日（木）　大樋陶冶斎
　9月4日（金）　奈良祐希
　9月5日（土）　十一代大樋長左衛門
　9月6日（日）　三代が一同に介したトーク
　いすれも14:00～、8階ホール
※席に限りがございます。
※混雑状況に応じて、入場を制限する場合がございます。