人生の始めの一歩を踏み出す靴です。

古くより日本では、背守りや百徳着物など、糸を刺すことで施したオマジナイのような風習がありました。私は、このことから、糸を刺し刺繍を行っている行為や時間に、「誰かを思い」「何かを願う事」をしてきたのだと考えています。
つたない足取りで、人生の初めの一歩を踏み出す。今後の人生を強く優しく歩んでいって欲しいと願い制作した、ファーストシューズです。そんな一時を過ごした後に、「こんな頃もあったなぁ」という思い出しツールとして飾ります。