つくり手紹介
1948年東京三鷹市に生まれる。日本大学法学部時代に抹茶碗に興味を持ち、陶芸家の藤田徹也氏に師事し茶道と陶芸を学び、三鷹に窯を作り茶碗の制作を始める。大学卒業後、器と料理の視点から板前を仕事とて三年半勤め、後に焼き物の産地で学ぶために岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所に入所、伊藤慶二氏に師事。陶芸を空間的視野で見る様になった。東京三鷹にウインズ陶芸研究所を開設、多摩美術大学講師を経て、金沢美術工芸大学に勤務、退官後、金沢市別所に板橋廣美陶芸研究所を開設。現在 卯辰山工芸工房の講師、佐賀大学非常勤講師。常に既成概念に捕らわれない手法で新しい造形をすること、変化してゆく軌跡より先を見据えた空間、未来を創造しての制作を心掛けている。
経歴
1948 | 東京都三鷹生まれ |
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1977 | 岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所修了 |
1984 | 中日国際陶芸展 84大賞 85特賞 (愛知) |
1989 | 国際陶磁器美濃デザイン部門 銀賞 (岐阜) |
1991 | 47 ファエンツァ国際陶芸展受賞 (イタリア) |
1996 | 磁器の表現 1990年代の展開 (東京国立近代美術館工芸館) |
1997 | 出石陶磁トリエンナーレ 大賞 (兵庫) |
2006 | 陶芸の現在、そして未来へ Ceramic NOW+ (兵庫陶芸美術館) |
2010 | 第一回 金沢世界工芸トリエンナーレ (金沢21世紀美術館) |
2011 | 磁器展 樂翠亭美術館(富山) |
2014 | 現代・陶芸現象(茨城県陶芸美術館) |
2016 | 板橋廣美 白磁の世界(石川県立音楽堂) |
2016 | 方法の発露2016 -地域性と個人性- しいのき迎賓館(石川) |
2016 | 重力内無重力 個展 館・游彩 (東京) |
2018 | 伊藤慶二・板橋廣美 二人展 ギャラリー数寄(愛知) |
2019 | LIXILギャラリー銀座 板橋廣美展(東京) |